
介護施設「ふたがしら」
静岡市にある訪問介護・障がい福祉サービス「ふたがしら」様のウェブサイトをリニューアルしました。以前のサイトをもとに、デザインをより時代にあったものにしたいというご要望をいただきました。旧サイトが持つ“和”の雰囲気を大切にしながら、利用者の印象に残るようなデザインを目指して制作しました。

-
ターゲット
・障がい者支援を受ける方(若年層が既存顧客に多い)
・サービスを受ける方のご家族や保護者
・介護支援を受ける方(高齢層)
※顧客の割合は障害福祉サービスの顧客である若年層が多い -
目的
施設の雰囲気や世界観を大切にしながら実際の利用者の写真を多く用いることで、サービスの具体的なイメージを伝え、さらなる顧客獲得を目指す。
-
情報設計
まずメインビジュアルでは利用者の方々の写真をフェードスライダーで表示することで、ふたがしらという施設の雰囲気や利用するイメージを掴むことを意識しています。ボディ部分では左右にレイアウトを組んだり、文字サイズに抑揚をつけたりすることで長いテキストが単調にならないように心がけました。CTAエリアでは配色を反転し、各ページに配置することで視認性を上げ、お問い合わせページにアクセスしやすいように設計しました。他にも、「ご利用者の声ページ」や利用者様の写真が横に流れるギャラリーを設置することでエンゲージメントの向上を図りました。
-
デザインプロセス
旧サイトで青色をメインカラーとしていたことから、これまでのユーザーが馴染みやすいよう、今回のデザインでも青を基調に採用しました。また、以前のサイトでは和紙のような背景画像を用い、ロゴに毛筆体を使用するなど「和」を意識したデザインが特徴でした。そこで今回は、浮世絵のイラストや和柄の模様を多用することで、和の雰囲気を継承しつつ、印象に残るサイトを目指しました。ギャラリー部分では、横に流れるスライダーを採用し、視覚的にメリハリを加えることで、ユーザーが飽きずに閲覧できるよう工夫しています。フォントは、雰囲気づくりと可読性の両立を図り、明朝体とサンセリフ体の2種類を使用しました。明朝体には、ウェイトの種類が豊富で、柔らかく優しい印象を与える「Shippori Mincho」を採用。サンセリフ体には、シンプルで読みやすく、「Shippori Mincho」との相性も良い「Noto Sans JP」を用いています。
-
制作期間
情報設計:1週間 デザイン:1週間 コーディング:1週間 ※採用情報ページは担当していないため除く
-
使用ツール
VSCode / Figma
-
Figma
https://www.figma.com/design/SsMmZaQiRgQ75S57j3SjGe/%E3%80%90%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%81%8C%E3%81%97%E3%82%89%E3%80%91?node-id=0-1&t=PjhiZbfEAwNmPR9f-1